モーション・イン/ミュージック・アウト(MOMU)システムは2006年に完成しました。このシステムは、生きている動物の動きを音楽パフォーマンスの一つの要素として取り入れる装置として誕生しました。MOMUシステムを使うことによって、金魚のような小さな動物に指揮者のような大きな役割をもたせ、即興音楽を創り出すことができるのです。

MOMUシステムはユーザーが指定した色を映像上でトラッキングし、瞬時にしてその情報をランプの点灯に変換することにより、パフォーマーに演奏の指示を与えます。

MOMUシステムは生の映像(入力)と演奏(出力)という組み合わせを想定して創作されたものですが、ビデオ入力とパフォーマンス出力の組み合わせは他にも考えられます。例えば、動物や人の動きを反映させた音楽をを創ることもできれば、録画されたビデオアートからダンスパフォーマンス等を創作することもできるのです。このように組み合わせには無限の可能性があります。

誕生以来、MOMUシステムは進化し続けています。現在のシステムは、パフォーマーが読み取れる表示装置のほか、表示装置をエミュレーション化するソフトウェアを備えています。また、10のコンセントを備えた装置を加え、取り入れる映像によってこれら100Vのコンセントを個別に操作することも可能になりました。コンセントにさせるものであれば、MOMUシステムで10個まで別々にコントロールできるようになったのです。

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